【ACミラン】が中国に売却。31年の歴史に幕を閉じる。本田の移籍
日本代表のFW本田圭祐(30)選手が所属するACミランがついに中国に売却を決定。
ACミランは約31年間の長期間にわたって、シルビオ・ベルルスコーニ氏がクラブを握ってきたが、近年著しい結果は出ず、クラブ売却という結果になった。
ミランの株主の99.3%を売却する契約書にサインした。
ACミラン売却先は中国投資グループ
中国に対してACミランの売却は再三言われていたものの延期が繰り返されて難航していた。しかし、ACミランの取締役会のメンバーが辞職届に応じ、承認された。
クラブの新オーナーとなる中国資本のロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルクの代表者、リー・ヨンホン氏は既にミランに加入。
ACミラン辞職届は8人
辞職願を提出した役員はベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガリアーニCEO、会長の次女バルバラ・ベルルスコーニ副会長、会長の弟パオロ・ベルルスコーニ副会長、レアンドロ・カンタメッサ弁護士ら8人。
中国はサッカー大国を本気で目指しているのか
ACミランは数々のタイトルを獲得し、成功しているクラブチームであったが近年成績が振るわず赤字を計上していた。
そこで入ってきたのがアジアマネー。特に、爆買いで有名な中国だ。
実際、ACミランを除いた数多くの欧州ビッククラブは、アジア・中近東の資産家もしくは企業に資金提供されている。
インテルやミラノも既に中国に売却されている。まさに欧州のクラブチームでさえ爆買いされている始末。お金持ちには逆らえない。
中国はスポーツ産業に相当力を入れていて、ロイターによると中国政府はスポーツ関連産業を2025年までに5兆元(8170億ドル)規模に拡大させる方針を打ち出している。
さらに習金平国家主席がサッカーが好きなようで、力を入れているようだ。
本田圭祐選手の移籍は
気になるのは本田圭祐選手の移籍問題。
現在、ACミランではベンチ要員として出場機会が与えられていない。
本田圭祐選手は行動全てが注目され、クラブを買収したりなどサッカープレイヤーにとどまらずビジネスマンとしての活躍を期待する声も多い。
日本のスーパースターだけに移籍先はずっと注目されているがまだ現状わからない。
しかし一つだけ言えるとするならば、本田圭祐選手はどこに行っても通用する。
与えられる全てを試練だと考えて、ポジティブな発想で挑戦する本田圭祐選手なら心配は要らない。
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